ワグナー ファミリー オブ ワイン ケイマス カベルネ ソーヴィニヨン [2021] 750ml・赤

自社畑100%を貫く、カリフォルニアで最も歴史ある家族経営ワイナリー

ワグナー・ファミリー・オブ・ワインは、カリフォルニアで最も歴史ある家族経営のワイナリーのひとつ。その歴史は1972年、チャーリー・ワグナー氏とその妻ローナ氏、そして現オーナー兼ワインメーカーのチャック氏が、現在のフラッグシップ・シリーズであるケイマス・ヴィンヤーズを設立したことに始まります。彼らは自社畑100%にこだわり品質向上に努め、ケイマス・ヴィンヤーズは世界最高品質のカベルネ・ソーヴィニヨンの造り手としての地位を確立しました。彼らが培った醸造および栽培の技術は脈々と受け継がれ、今ではチャック氏の子供たちがカリフォルニア各地でその技術を実践。それぞれの産地特性に応じたブドウ品種の区分けが図られ、そのいずれもがワイン評価誌や一流レストランにおいて高い評価を得ています。

個性際立つ、全4ブランド

1. ケイマス・ヴィンヤーズ — ケイマス・スタイルと称されるナパ・カベルネの真髄

ワグナー・ファミリー・オブ・ワインが世界に誇る、最高級のカベルネ・ソーヴィニヨン。自社畑100%で造り上げるワインは驚異的な凝縮感とビターなニュアンス、そしてビロードのような口当たりを備えた際立った個性を備えており、彼らが造る「スヘ?シャル・セレクション」は1975年のリリース以降、ワインスペクテーター誌における評価で一度も90点を下回った事がないという高い品質と安定感で、世界で絶大な支持を獲得しています。ロバート・パーカー氏も「王の様な存在感」と讃えています。

2. コナンドラム — ブレンドによって奏でられる、味わいのハーモニー

1989年に始められた新たなプロジェクトで、コンセプトは単一品種だけでは表現しきれない豊かな味わいを持つ、複数の品種を用いたブレンドワインを造ること。1983年からケイマス・ヴィンヤーズで醸造を学んだジョン・ボルタ氏が造り上げる、世界で類を見ない高品質なブレンドワインは、ブレンド比率非公開。その名の通り“謎（コナンドラム）”に包まれたワインは、類稀なコンセプトとフードライクなスタイルが決め手となり、現地カリフォルニアの多くの一流レストランで支持されています。

3. メール・ソレイユ — 最高のテロワールで造られる2つのシャルドネ

オーナーのチャック氏がシャルドネの新天地を求めて、モントレー・カウンティのサンタ・ルシア・ハイランズに設立したワイナリー。2004年からは息子チャーリー氏が引き継いでいます。コンクリートタンクで造られるフレッシュ感溢れる「シルヴァー」と、樽発酵で造られるリッチで芳醇な「リザーヴ」という、対照的な二つのシャルドネを生産。「高品質なシャルドネを手掛けるには最高に恵まれたロケーション」とチャーリー氏が語るシエラ・ド・サリナスのテロワールが見事に表現されています。

4. エモロー — ポムロールやグラーヴに通ずるスタイル

ワグナー家の長女ジェニー氏が主にオーク・ノールAVAで手掛けるワイナリーです。オーク・ノールは2004年に認定された比較的新しいAVAで、素晴らしい白ワインとプレミアム・メルロの産地として近年注目されています。イタリア移民である彼女の母方の祖父フランク氏はこの土地の個性にいち早く気づき、ソーヴィニヨン・ブランとメルロを栽培。冷涼な気候を生かしてハングタイムを長くした栽培を行っており、造られるワインは繊細なストラクチャーを備えた果実味豊かな味わいとなっています。

リキュール・ド・カシスの濃厚なアロマに、スミレやチョコレート、葉巻のブーケが重なり合ったリッチで、複雑な香り。口当たりは柔らかく、カシスやブルーベリーなどの凝縮した果実味が口中に広がります。非常に滑らかなタンニンとしっかりとしたボリューム感を感じられ、余韻にはスパイスの風味が長く持続します。

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